「嫌われる勇気」以降注目をされているアドラー心理学は、令和の時代には欠かせない人間関係のあり方を示唆した万人に通ずる心理学です。経済主義を追い求めてしまい、お金に翻弄されてしまい、心に悩む方々が多い昨今、アドラー心理学を元に、人との接し方、家族との接し方、自分との向き合い方を考えることは、自分の物語を前進させる意味でも大変有効な心理学だと感じます。
大学の学部時代より、心理学を専門にし、社会人になり、アドラー心理学の第一人者である岩井俊憲先生のもとで、ELM勇気づけトレーナーの資格を取得（2020年1月末）、アドラー心理学を用いた講演会やワークショップを開催し、受講生の勇気づけのあり方と共同体感覚の大切さを伝え続けています。STORY BEでは、アドラー心理学をベースにした実践的なワークやロールプレイを多数取り入れながら、他者との良好な人間関係の構築を学んでいただき、幸せになる勇気を全員に持ってもらいたいと思います。

エスノグラフィは文化人類学における行動観察という手法でありますが、近年企業においてこの質的分析手法が採用されています。ユーザーの活動を調査し、問題点や改善点を見つけることで、製品やサービスをdエザインするためのアイデアやヒントを生み出すきっかけになります。ストーリーは集合的に物事を意味づけ、コンテクストを共有し、メンバー間の信頼関係を構築するという点で、エスノグラフィ手法との親和性が多分に見受けられます。課題発見・課題解決の視座でプログラムの後半はエスノグラフィを通じた生活や社会課題の可視化・共有化を行っています。